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I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO |
ロニーの性格丸出しのきわめて楽しい雰囲気で進んでいくアルバム全体がセッション感丸出しの作品。私はこれがとっても好きです。本当にこの時代の一番いい部分であるセッション重視ということもあり様々な音がきわめて定まった中で進んでいくという雰囲気がどこでも聞ける感じ、それ以上に頭に残りどんな場合で勝手に楽しめる感覚が本当にいい感じだ。曲自体もソロ作品という感じではなく、しっかり作りこんだ本人の思い入れが伝わってくる感じで何年たってもかすむことなく音全体を細かくとらえてそれが伝わってくる感覚が本当にいい感じで記憶から消えることなく永久にその時間が続くかのような気分にさせてくれる。しかし、極端にうまいギタリストでもなく、何か表現がきわめてうまいというわけでもない、そう本当に彼の日常が音楽まみれだからできるという作品であることは確かだ。彼のその昔いたジェフ・ベック・グループであれフェイセズであれ、その雰囲気的な部分が結構似ているのが本当に印象に残る。と、いうことは彼のいたバンドや現在のローリング・ストーンズに至るまで彼が本当に素晴らしいムードメーカーで曲全体に対して大きく影響を与えているのだということを証明しているのだと感じさせてくれる。最近一時の違うタイトルだったものが昔の元のタイトルで発売されるようになっている。きっとなにかしらの契約面での問題があったのだろう。それもだが解決されているようだ。
いやあ、時間を本当に楽しませてくれる作品だ。
本当に楽しい作品、永遠にこのままでいてほしいね。
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曲目 |
1.I Can Feel The Fire
2.Far East Man
3.Mystifies Me
4.Take A Look At The Guy
5.Act Together
6.Am I Grooving You
7.Shirley
8.Cancel Everything
9.Sure The One You Need
10.If You Gotta Make A Folol of Somebody
11.Crotch Music
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